あらすじ
イタリア映画の「Pane e tulipani」(パーネ エ トゥリパニ)は日本語で「ベニスで恋して」として知られているが、直訳は「パンとチューリップ」。
この作品は、私の住んでいたヴェネチアが舞台になっている。
ロザルバという、普通のお母さんが主人公。
家族旅行でいったヴェネチアで、ツアーの観光バスに置き去りにされてしまう。
そして偶然の出会いから、トラットリアの主人と仲良くなり、花屋で働き出し、、、と、人生が変わっていくお話しだ。
おすすめポイント
方言のアクセントも強くなく、セリフもシンプルなため、イタリア語学習の初〜中級者にもおすすめだ。
もちろん、吹き替え版ではなく、イタリア語版で観た場合なので、こちらのDVDをチェックしてみて欲しい。
また、ヴェネチアの可愛い街並みがこの映画を彩っている。
ヴェネチア旅行を考えている人にも、ぜひ観てみて欲しい。
この映画で登場した花屋はもうないが、花屋のあった広場に行ってみることもできる。
イタリアのレストランの呼び方
ちなみに、Trattoria(トラットリア)というのは、日本で言うレストランのこと。
他にも、Osteria、Ristorante、Taverna、Mensa など、色々な種類のレストランに分類されている。
RIstorante(リストランテ)というと、高級なホテルのレストランのイメージ。
Mensa(メンサ)というと、学生や労働者がお昼休みにいく食堂。
Osteria(オステリア)やTrattoria(トラットリア)が、観光客には一番身近かもしれない。
お店によっては、Osteriaだったり、Trattoriaだったりするのですが、違いはほとんど感じられない。
ただ、Osteriaはワインなど酒類が豊富で、Trattoriaは地域色の強い郷土料理がメインだという違いがあるようだ。
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