法王フランシスコ フロイド さんへの追悼

法王フランシスコ フロイド さんへの追悼

フロイドさんの死への抗議の広がり

ジョージ・フロイド さんはミネアポリスに住むアフリカ系アメリカ人であり、5月25日、白人警官によって殺害された。

人種差別に抗議する声は欧州やアフリカ、豪州でも高まっている。

フランスでは6月2日、フロイド さんと同じように、憲兵隊に拘束された後にアフリカ系男性が2016年に死亡したことを抗議して、パリの裁判所まえで、約2万人がデモを行った。

同様のデモは、英国、ドイツ、ベルギー、オランダなどでも行われており、英国のジョンソン首相などが声明を出している。

ローマ法王フランシスコも、6月3日の教会の教えの解説(カテケージス)の最後に、英語圏の信者に寄せて、フロイド さんへの思いを語った。

法王フランシスコからのメッセージ

法王フランシスコは、人種差別を許しがたいとし、尊い生命を守るための希求に目をつぶってはいけないとしつつも、ここ数日の暴力は破壊的で、自虐行為であると諫めた。

「親愛なる兄弟よ。

ジョージ・フロイド さんの悲劇的な死の後、あなたたちの国にここ数日起きている社会的混乱を、大変心配しています。

友よ。

いかなる人種差別や排除も容認できませんし、すべての人間の生命の神聖さを守るための希求にも、目をつぶってはいけません。

しかし同時に、ここ数夜の暴力は自壊的で、自傷行為であることを認識しなければなりません。

暴力によって得られるものは、何もありません。

しかし、暴力によって失われるものは、大きいでしょう。

今日、私はセントポール、ミネアポリス、そして全てのアメリカの教会とともに、ジョージ・フロイド、そして差別のために命を落とした全ての人々の魂の、安らかな眠りを祈ります。

家族や愛する友達の安らぎ、そして国民の和解と私たちが切望する平和のため、祈ります。

アメリカの母であるグアダルーペの聖母は、あなたたちの国で、そして世界中で、平和と正義のために働くすべての人を支えるでしょう。」

法王は、同日、米国司教会議の議長であるロサンゼルスのホセ・ゴメス大司教に電話し、フロイドさんの死後の混乱の中でも、祈りと連帯をするように呼びかけた。

トランプ氏とキリスト教

トランプ氏は6月1日、ホワイトハウス近くの広場前にいた平和的なデモ隊に催涙ガスを噴射し、その後セント・ジョンズ協会で聖書を持って写真撮影をした。

白人保守層への票がためのためのパフォーマンスと見られている。  


しかし、これには教会関係者からの非難が相次いでいる。

米聖公会ワシントン教区のマリアン・ブッド司教は二日、CNNテレビに対し

「非常に怒っている。」と語った。

「最も神聖な聖書と私の教区の教会の一つを、イエスの教えに反するメッセージの背景として、許可なく使用した」

と述べ、トランプ氏の教会と聖書の、ビジュアルを使った政治的利用を非難した。

法王フランシスコ フロイド さんへの追悼

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