イタリア コンテ首相 4月1日会見

イースターに先立って

イースターに先立ち、コンテ首相が会見を行った。
普段であれば、家族が集まって食事をしたり、友達とピクニックをしたりする日だ。
だからこそ、その前に自粛を求める会見を行った。

コンテ首相のメッセージ

「私たちの国は、非常事態にあります。
今日、イタリアのコロナウイルスによる死者は1万3155人に上りました。
これは、イタリアにとって決して癒えることはない、大きな傷となるでしょう。
この状況では、今までのロックダウンなどの、皆さんに犠牲を強いている規制を、寛解するという段階には至れません。
しかしながら、緊密に連絡を取り合っている科学者などの専門家委員会によれば、今まで行われて来た政策の効果が、見られ始めていると言うことです。
ただし、繰り返しますが、まだまだ私たちは、次の段階に移る段階にはありません。
そのような訳で、たった今、新たな政令にサインして来たところなのですが、
これまでの規制を、4月13日まで、延期することに決定しました。
国民の皆さんに、多大な犠牲と我慢を強いていることは、よく承知しています。
しかし、これは国民全員が参加しなくてはいけません。
もし私たちが、決まりを守ることをやめてしまったら、これまでやって来たことが全て水の泡です。
そんなことをすれば、むしろ、もっと大きな代償を払うことになるでしょう。
今までの心理的な我慢、経済的・社会的な我慢をして来たにも関わらず、またゼロからやり直しです。
これまでの倍です。
だから、そんなことを許すわけにはいきません。
そこで、皆さんには、これまでの取り決めを守っていただきくことをお願いします。
そして、よく聞いてください。
幸運にも、ほんの少数の人だけのことですが、規則を守らない人々がいます。
私たちは、とても厳しい高額の罰金を取り決めました。
このような措置をしたのは、一部の人の無責任な行為が、他の人々に害を与えないようにするためです。
また、私たちは、感染者に直接関わっている、医者やその他の医療従事者たちのことも考えなければなりません。
彼らや、日常的に移動をして仕事に行く人々が、自らの健康をリスクにさらして働いています。
このような規制が、このイタリア人みんなにとって、大切で厳かな祝い、イースターの時期になされることを、遺憾に思います。
イースターは、私たちが一緒に過ごし、愛や平和を分かち合う時です。
本当に、私個人にとっても、このお祝いの時期にこのような規制を行うことは、心苦しいことです。
しかし、このような努力ののち、科学者などの専門家委員会による評価によっては、次の段階に移る可能性があるかどうかを検討することができるでしょう。
その時期が決定されるにあたっては、専門家会議の判断に基づき、規制を寛解していくことを計画することになるでしょう。
ただし、4月14日から寛解する、とはまだ言えません。
そのような段階にはありません。
確かなことは、私たちが専門家委員会と今後2週間、常に感染者のカーブの角度を検証し、第2段階に入ることができるか、その検討をするということです。
第2段階とは、ウイルスとの共生をしながら、第3段階に移れるようにするためのものです。
第3段階とは、緊急事態からの脱出です。
私たちの、仕事、経済的活動、社会的活動が、以前のような日常に戻り、経済を回復させていく段階です。」

第2段階とは

この会見では、初めて、コロナ急性期の後に訪れるであろう第二段階について言及された。
イタリアでの厳しいロックダウンにより、国民の経済生活が圧迫されており、経済再開の要求も熱さを増している。
その中で、段階的に経済を回復し、日常生活に戻るためのロードマップについて、何か示さないといけなかったのだろう。
しかし、会見の中にもあるように、今はまだその時ではない。
しかし、「ロックダウン解除の検討はしていく」という方針を、国民に示した会見だった。

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