イタリア 第2段階に突入!

完全封鎖の終わり

4月26日の会見で、コンテ首相は5月4日から5月18日まで、イタリアは「ウイルスとの共生」をしながら、封鎖を徐々に解いていくという「第二段階」に突入することを宣言した。

5月18日からは、美術館や図書館、運動施設が開く予定。

6月1日からは、バール、レストラン、美容室、エステサロン、マッサージなども再開される予定だという。

第二段階での生活では、具体的には、どのような活動が新しく許可されるのだろうか?

「Congiunti」に会いに行くこと

この「Congiunti(コンジュンティ)」とは何かをめぐって、イタリアでもいろんな議論がおきた。

イタリア語でもあいまいな言葉だが、「とても近しい人」という意味だ。

今回は、このような定義がされた。

「Congiunti(コンジュンティ)」とは

●配偶者、婚約者

●同棲しているパートナー

●内縁のパートナー(同性者含む)

●第6親等までの血縁者(いとこの子供同士など)

●配偶者の第4親等までの血縁者(配偶者のいとこなど)

問題になったのは、コンテ首相の言った「安定した愛情関係のある人間関係を持つ相手」なら会いに行ってもいいという所。

この会見の後で、友人は含まれるのかという質問に、含まれないと回答した。

また、「Congiunti(コンジュンティ)」に会いに行く場合も、以下のことを守ることが義務付けられている。

●多人数で集まることは禁止

●マスク着用

●1メートル以上の距離を取ること

散歩と運動

基本的に、買い物、仕事、「Congiunti(コンジュンティ)」に会いに行く以外の理由での外出は認められない。

ただし、閉ざされていない空間で、一緒に暮らしている人々と、個人的なスポーツをしたりすることが、家から離れた場所であっても許可された。

ただし、37.5度以上の熱がないことと、他の人と十分な距離(運動時は2メートル以上)を取り、州をまたがないことが条件。

公園へ行くこと

ただし、他の人と1メートル以上の距離を保つことができることが確認された施設のみ。

市町村から、州への移動制限の拡大

州の中であれば、移動の制限がなくなる。

州をまたぐのが許可されるのは、緊急の時、健康上または仕事上の理由がある場合のみ。

公共交通機関の中や、店内などの公共の閉鎖空間では、引き続きマスクをする義務がある。

また、店内では、一日最低2回の消毒を行い、アルコール消毒液と使い捨て手袋を客に提供するという条件は継続される。

お墓参りと葬式

お墓参りができるようになるが、多人数での集まりはしないこと。

葬式ができるようになるが、以下のことを守ること。

●最高で15人まで

●マスク着用

●なるべく建物の外で

外食店でのテイクアウト

出前も継続して行ってよいが、テイクアウトも許可された。

ただし、路上で食べたり、集まって食べることは禁止。

大学で対面の試験を受けること

大学生は、十分な距離を取れば、大学に行って試験や、卒論の口頭試問をうけることが可能になった。

まとめ

お葬式を再開することについては、専門家の間でも様々な意見があり、議論が白熱したとのこと。

しかし、亡くなった人との最後のお別れも叶わず、葬式もできない心の痛みを考え、再開に至ったという。

「安定した愛情関係のある人間関係を持つ相手」という首相の発言に批判も集まったが、どのように政策が決められたか、真摯に語る姿には信頼感が持てた。

30分に渡るスピーチは、抽象的で何を言ってるのか分からないというイタリア国内での批判もある。

しかし、政策を決めたプロセスへの説明も、具体策も、ちゃんと言っている。

「この人は全体を把握している」というのがよく分かる。

「ヨーロッパが、世界が、イタリアを見ている」とコンテ首相は言った。

今、世界が、各国のトップをみている。

それは、日本に対しても同じことだ。

アジアが、世界が、日本を見ている。

関連記事:イタリア コロナ第2段階への突入コンテ首相 4月10日会見

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