イタリアの最新のニュースを読みたい、イタリアの文化に触れたいあなたへ。

留学して、現地で友達を作るための10のヒント

世界中に友達を作りたい!

外国で暮らしてみたい!

私もそんな風に思っていた。

今はコロナで現地に留学できないけれど、ネットで外国の人と交流することもできるし、オンラインで正式な留学もできる。

ますますネット上ではグローバル化が進むこの時代、世界中に友達を作ることは、もっと簡単になっているのかも知れない。

友達を作って、異文化を知りたいのか、外国語を学びたいのか、目的は様々だろう。

私が、留学して6年間をイタリアで過ごす中で、何よりも心がけたのは「現地の友達を作ること」だった。

日本語が完璧なフランス人の友達に、「語学の上達の秘訣は?」と聞くと、「とにかく、現地の人と、多く時間を過ごすことだよ」と言われたからだ。

それまで、友達が多い方ではなかった私だったが、その言葉を胸に、にかく、遊びに誘われたら、全部行く!」ことを実践した。

言葉が分からなくても、とにかくその場にいた。

初めは正直、辛かった。

みんなが笑ってても、自分だけ笑えないし、バカになったような気がした。

でも、それでも友達に誘われ続けたので、とにかくそこに居続けた。

筆者の留学の動機

そもそも、私はなぜ留学しようと思ったのか?

それは、私が13歳の夏に、家族でイタリアを旅行した時に見た光景のせいだ。

視界いっぱいに広がる太陽の光。

乾いた空気の中に舞う、砂埃。

木でできた橋を渡りアーケードをくぐると、その先にある広場では、ハトが飛び、学生たちが手をたたき輪になって歌っていた。

自由で、楽しくて、陽気な、あの輪の中に入りたかった。

だから、そもそも私は、現地の学生に溶け込みたかったのだ。

10年ほどのち、念願が叶ってイタリアの大学院に進学したが、それまで日本で24年間の間に染み付いた仕草、考え方、人との接し方は、いきなり変えられるものではない。

言葉だって、3ヶ月語学学校に行っただけで、実際の会話の能力はほとんどなかった。

しかも日本人らしく内気で、全然会話に入っていけなかった。

そんな私が「つらい…」と思いながらも、留学生活の中で、外国人の友達(いや、私が外国人だったんだけど)と過ごすため、身に付けた処世術がある。

多少キテレツかも知れないけれど、本当に現地の友達に溶け込んでみたいと思ったら、少しは参考になるかも知れない。

留学して、現地で友達を作るための10のヒント

笑えそうな時は、声を出して思いっきり笑う

笑えそうな時を逃さない!

人の話を聞いていて、うまい相槌もうてないし、ジョークも飛ばせないかも知れない。

外国語が、全部わかるわけでもない。

でも、笑えそうな時は笑ってしまおう。

相手のためでなく、自分のために

つまらん外国語の会話を聞いているのだから、せめて笑えるときくらいは、笑えるだけ笑おう。

知り合いや友達は、動物にするように愛する

人間は全員、皮を剥いだら赤ちゃんである。

生まれてきた時はみんな、可愛かったに違いない。

愛情表現に、難しい言葉は必要なし。

今はキスもハグもできないけれど、笑顔で大好きオーラを送ることは、出来るはず。

自分が愛されたいように、ほとんどの人だって、愛されたいのだ。

笑いかけられたら、嬉しくなってしまう。

そんな、自分にも相手にもある、暖かいものを信じてみよう。

日本人は、礼儀正しさのために、目上の人には特に控えめにするけれど、逆に愛想いっぱいの方が礼儀正しい文化もある。

少しづつ、どんな態度が相手に受け入れられやすいのか、観察して真似しよう。

時間に余裕のある行動、約束をする

相手は遅れてくるかも知れない。

しかも、1時間くらい遅れてくる可能性もある。

そしたら、その後に予定を入れてしまうと、めちゃくちゃ焦ることになる。

なので、相手のために贅沢に時間を取っておくこと。

出来るだけ前に予定を入れて、会うのを楽しみに。

でも、この方法だと、会うのが楽しみで、たっぷり時間を使いたいような相手にしか会えないけれど。

「ありがとう」と「相手の良いところ」は、そのチャンスを逃さず、口にする

後で言おうと思っても、意外と忘れてしまうものだから。

「なんか、今なら言えそう」というときに、「こんなことしてくれたよね、嬉しかったよ。」と言うこと。

ちょっと照れくさいけど、その時しかない、チャンス!

良いところも、気づいたその時が、伝えるチャンス!だと思って、逃さないこと。

つたない外国語だろうと、ほめられたら人間は気持ちいいものである。

言えることは少ないし、伝える価値のあることも、それほど自分は持ち合わせていないかも知れない。

それでも、相手の良いところは、間違いなく、カタコトでも言う価値があるし、相手にも聞いてもらえるはずだ。

人が話している時は、相手が自分を見ていなくても、聞く

熱くなって話している人は、グループで話していても、誰か特定の1人を見て話をすることが多い。

でも、その人だけ見ているようで、実は周りの反応を横目で敏感に察知している。

自分がその人の言葉に何か思ったことがあって、聞いたり意見を述べれば、きっと喜んで話してくれる。

しかも、自分は外国人だから、「さっき言ったの、どういう意味?」と聞くこともできる。

話に興味を持ってもらって、嫌な顔をする人はあまりいない。

自分を見ていないからと、興味をなくしてしまうのは、もったいないのだ。

話を聞いて思ったことがあれば、迷わず口にする

日本人の場合、会話をする時は、内容に対する意見ではなく、共感を示すことを重視することが多い。

これは、動物同士のコミュニケーションのようでもある。

言葉を使いながらも、意見をぶつけ合うのではなく、「あなたが大事だよ」「共感するよ」「敵ではないよ」という雰囲気を伝えようとする。

こういうことも人間にとって大事なのだが、日本以外でこれをやると、何を考えているのか分からない、変な人と思われる可能性もある。

別に相手と真っ向から対立する意見だって良いのだ。

「相手を攻撃したくないな。もじもじ…」とするから何も言えなくなる。

意見はただの意見であって、攻撃ではないのだから、とりあえず迷うのをやめにしよう。

素敵な人と壁を作らない

素敵な人ほど、少し距離を感じて遠くから眺めてしまうものだけど。

ちょっともったいないので、「自分から」壁を作るのはやめておこう。

別に、何もしなくていい。

積極的に、話しかけなくても良い。

だけど、自分を「恥ずかしい人」だとは思わないで。

当たり前だけれど、友達を作れる人は、誰かを好きになれる人だ。

きっかけは何だっていい。

「なんか、いいな」と思ったら、その人とは友達になれるかも知れない。

違う言葉を話す相手なのに、「良いな」って思えるのは、すごいことだから。

逆に、そう思えない相手とは友達になれないので、ピーンときた相手とは、「仲良くなれたら良いな」と思っておこう。

遠慮と楽しいことだったら、楽しいことを優先して、やっちゃう

日本を出ると、周りの人たちの雰囲気も変わる。

誰でも、知らない人と話したり、学校で踊り出したり。

でも、自分はいいなあと思いながら、それを見ているだけ。

それは、慎重だから?

それとも、人にどう見られるか、不安だから?

ただ、恥ずかしいから?

それとも、相手をびっくりさせないか、遠慮があるから?

少しだけ自分の気持ちを分析してみよう。

意外と、やっちゃえるかも知れない。

感情を抑圧しない。自分がそう感じたことだけは、知っておくようにする。

自分の感情に、知らず知らずのうちに、フタをしてしまうことがある。

これ、嫌だな。とか。

行きたくないな、やりたくないな。

なんか、やな予感。。。

または、すっごく楽しそうだから、私もやってみたい。

あの人たちに混ざってみたい。。。

それをムシして、人は優等生を演じようとしたり、いい人でいようとしたりすることがある。

いい人を演じることは、悪いことじゃない。

思ったって、実際にやれないことは沢山ある。

だけど、本当は、自分はこう感じたんだ。

それは、ちゃんと心に留めて、その上で行動を決めよう。

踊りたかったら踊る。歌いたかったら歌う。本当に人の目が気にならなくなるくらいに。

初めは、人の目が気になるかも知れない。

気になっても、しょうがない。

でも、そのうち、どうでも良くなってくる。

そもそも、周りだって、私のことなど、どうでもいいのだ。

だから、「気になるなー」と思いながら、やり続ければ良い。

そのうち、楽しくなってきたら、人生は自分のものだ。

日本人は、温厚な民族だという人がいる。

確かに、あまり面と向かって攻撃的なことを言う人はいないかも知れない。

でも、自分と違う人を許せず、無言でいちいち通りすがりの他人の身なりや行動を、批判しているとしたら?

そして、その批判する態度を、正義だと感じているとしたら?

それって、実はめちゃくちゃ攻撃的なのではないだろうか。

そういう人たちから、身を守ろうとして大人しくして、日本人は周りと合わせているのかも知れない。

だとしたら、そうやって自分を守ってきた私はかわいそうだし、解放してあげたい。

外国人の友達のポジティブなエネルギーを受け取ったら、少しだけ、自分の枠から出てみよう。

まとめ

ここに書いたことは、オンラインでの外国の友達とのコミュニケーションには、応用できないものもあるかも知れない。

でも、私が外国で生活する間に、何年もかけて学んだ処世術(?)である。

最初は言葉が分からなかったが、友達を作り、楽しい時間を過ごしてきた。

そして、「人を好きになること」「楽しむこと」が、語学を上達させる上でも、一番の近道だ。

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *